親が与えられる最高の贈物はただそばにいてあげることです。残念ながら目まぐるしく動くこの世の中では、忙しいあまりなかなか子供と充実した時間を過ごすことができません。

充実した時間というのは「やるべきこと」を封じ込み、100％子供のそばにいる時間です。というとごく簡単に聞こえますが、実際家にいると家事に追われて実現不可能に感じることが多い日々です。食事の支度、食器片付け、掃除、洗濯、「ああ新しい洗剤を買わないと」とメモ、床落ちて踏みそうになったレゴの片付け、子供が創作意欲を出したの傑作の数々をコッソリ処分、翌日の仕事の準備、旦那とのスケジュール調整、等などの間に「ママー（パパー）見て見てー！」と立て続く呼び声に返事・・・と終わりのないタスクの繰り返しで５分間椅子に座ることすら難しいのが子育て中の親の現状ですよね。でも100円ショップのスゴロク１回分、ケーキ屋さんごっこでお客さん１人分、折紙で鶴を一羽折るだけでもいいのです。例え短い時間でも一緒にいてあげることで愛情を表すことができるのです。

子供たちは誰でも愛されていると感じたいのです。全てを一時中断してそばにいてあげた努力はその場だけではなくその後も長い間覚えています。一生心に残るとも言われています。

だからできるだけ毎日その大切な時間を作りましょう。ひょっとしたら将来子供が１００倍にして返してくれるかもしれません！