車で子どもを守る6つのポイント (Bilingual Kids Co., Ltd インターナショナル幼稚園)

明白なものから始めましょう。どんな状況でもドライブ中、常に一番大事なのはシートベルト着用です。大人は理解できますが幼い子どもは大概分かりません。保育というのは基本的なことを繰り返し教えることです。子どもには早い段階から教えるのが大切です。賢い人は毎回繰り返し伝えます。明白ですか?その通りです。しかし必須です。とても大切なので言い換えましょう。親として、これは一番大事な保育責任であり、軽視してはなりません。世界各国で車の交通事故で亡くなる子どもの半数はシートベルトで助かったかもしれないのです。年上の兄弟もしくは本人自身がシートベルトを外してしまっていないか定期的に確認しましょう。

 

子ども二人を同じシートベルトで締めないでください。大人と子どもも同じベルトはいけません。子どもは膝上に乗せないでください。これらは交通事故で重傷もしくは死に至る可能性があります。残念ながら利便性と保育は相容れないときもあり、これはまさしくその一つです。

 

ドライバーの疲労が子どもの死を招く場合もあります。週末散々雪遊びをし、街へ帰るところかもしれません。もしくは真夏の猛暑日で好きなキャンプサイトへ何時間もかけて運転しているところですか?理由はいずれにせよ、不必要なリスクは取らない方がいいでしょう。ドライバーとして保育の意識は自身の安全にも繋がります。息抜きを頻繁に行うか運転手交代するなどし、暑い日は水分補給も心がけましょう。

 

週末キャンプに行く場合は道具で車がいっぱいになります。リアガラスがよく見えることは大切です。荷物が多い場合、カーゴバリアがないと特に危険です。事故があった場合、荷物が飛んでくると子どもの命取りになりかねません。軽いものでも怪我する場合があります。キャンプに行くのにカーゴバリアがないときは、ある車をレンタルするのが安全策です。その他の場合でも固定できない荷物は後ろに乗せないのが得策です。

 

キャンプ旅行などに行く場合はドライブ中、子どもが飽きないように工夫します。話しかけたり、歌を歌ったり、ゲームをしたり。では普段は車でどうやって過ごしていますか?普段からも飽きない工夫が必要です。というのは勝手気ままにさせていると運転の邪魔になりかねないからです。言い争いや騒々しい遊びに発展すると、運転に集中できなくなります。「ミッケ!」のようなゲーム(黄色い車、みっけ!)等をさせると、 飽きることはありません。また、ドライブの時間は家族で会話をする絶好のチャンスです。お出かけする際に、毎回テーマを考えてはいかがでしょうか?

 

暑い日に車中で亡くなる哀れな子どもの話は聞いたことがあると思います。窓が半分開いていたとしても車中はすぐに暑くなります。暑い日に車を離れる場合は常に子どもも連れていきましょう。 子どもが一人で勝手に車を動かした事例もあります。子どもを車で一人にしないようにしましょう。

 

自動運転車の到来にはまだ時間がかかりそうです。その頃には子どもも車中で安全に過ごせるかもしれません。それまでは油断禁物です。子どもたちのために。