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親になると自分が持つ知識や洞察力で子どもを導くことは全ての人が行うごく自然な事です。そして昨今一家に一台は所有しているコンピュータもある一定の領域においては子どもたちの直感力や発見する力を養えますが、一見パソコンと同等に見えるスマートフォンは別です。通称スマホはとても便利ですがお子様の成長を促すツールとしては不十分です。そしてインストールするコンピュータソフトは子どもの無限の可能性を伸ばしてあげられるように慎重に選択しなければなりません。
さて、ここで美的体験やクリエイティブな芸術を例にとってみましょう。描画、絵画、彫刻、演劇、ダンス、音楽などの幅広い分野にお子様を触れさせてあげることは重要です。上記の分野で飛躍するお子様もいればつまずくお子様もいるでしょう。しかし、技量はさておき、クリエイティブな芸術においては正解不正解はないことを頭の片隅に置いておいてください。武蔵境にあるBKIプリスクールの様なインターナショナルスクールでは実験したり探求できる環境をお子様に提供しています。探求する心は大人になる過程において自尊心と自信を伸ばすための重要なスキルなのです。
お子様のクリエイティブなのポテンシャルは親御さんがお子様に何を与えるのかとクリエイティブな成果へのリアクションが要となります。親御さんがしてあげられることはお子様が創造を巡らせるクリエイティブな機会を数多く設けてあげる事と十分な時間を寛大な心で見守ってあげることなのです。この重要性をしっかり認識して時間を割いてくれるプリスクールであれば幸いですが、そうでない場合はご自宅でそういった機会をしっかりと設けてあげなければなりません。
このブログで最もお伝えしたいこと、それは日々の生活の中ではつい「正しい答え」を追求する「収束的思考」になりがちですが、曖昧さを許容しながら問題と向き合う力「発散的思考」に意図的に変えていく必要があるということです。ご自身のお子様をよく観察してみてください。我々大人より上手にこの発散的思考を駆使して物事と向き合っている事に気づくと思います。
クリエイティブに自ら考える力や革新的に問題を解決する力を養う機会を与えられずに、ただ事実やデータを詰め込まれただけの人材を誰が雇いたいと思うでしょうか。大企業が必要としているのはクリエイティブな人材なのです。今就活をしている人々の中で親御さんが初めから展望を持って、意図的にこの様な機会を幼い頃から与えてきた人は就職活動を有利に進められている事でしょう。
お子様のクリエイティビティを伸ばすことは保護者であるあなたの判断に委ねられているのです。これを実現するには様々な方法がありますが、手始めに6つご紹介します。
他人と違うお子様の特徴を褒めて伸ばし、評価してあげること。独自のアイディアを寛大に受け入れてサポートしてあげてください。
お子様と会話する際は自由回答形式の質問をする様に心がけてください。答えをひねり出す際に枠の外まで考えを巡らせることが良い刺激になります。操作や探索を促す活動からも同様の効果が得られます。
お子様をクリエイティブなミュージシャンや芸術家に会いに連れていってあげましょう。
クリエイティビティについて記述されている本を読み、クリエイティブな思考を活用する様々な方法について教えてあげましょう。そして学んだことについて何か新たに提案して、自由回答形式の質問をしてみましょう。
お子様と物事を行う際にはまずはブレインストーミングをする習慣をつけてみましょう。(ブレインストーミング:物事を考える際、考え得る可能性を全て洗い出す作業)
クリエイティビティ、リラクゼーション、反射思考を伸ばすために、お子様に精神的な時間の猶予と物理的空間を与えましょう。これはお子様だけでなく自身の交友関係にも置き換えることができることです。
上記の項目を継続的に行っていけばお子様の自尊心が成長していくことが期待できます。そしてお子様がクリエイティブな作品を作ることが重要であると同時に他社のクリエイティブネスを受け入れることも自身の自尊心と自身の増強に大きく影響します。
全ての子どもはユニークであり、自身を表現する方法は様々です。この表現力の伸びを最も左右するのは一番近しい大人から時間、機会、資源、励ましが得られるかどうかなのです。