創造性が争いを解決する理由(Bilingual Kids Co., Ltd インターナショナル幼稚園)

創造性が争いの解決に大きな鍵を握っていることをご存知ですか?自分の子供たちが同じ場所にいると必ず争いが起こる可能性があります。子どもは常に意見が合うとは限りません。なぜなら子どもには子どものやりたいこと、目的や目標があり、そのときの状況に合わないときの方が多いからです。自分だけではなく他の子どもとも争いが始まるかもしれません。親としては、創造性が争いを治めることを見せてあげなければなりません。

 

大人の我々には争いの概念というのは良いものではありません。「間違い」がマイナスと見なされるのと同じように争いも受け取られがちです。大人だからこそ経験を積んで、そのような理解に達するのですが、結局のところ人生は学ぶ旅であり、間違いのみならず争いからも学ぶことが多いのです。

 

クリエイティブな仲裁役になる

 

親として仲裁に入るかどうかはご自分次第です。これはとてもクリエイティブな役割です。聞き手に回ることが要求されます。何か子どもが言い忘れていることはないでしょうか?一緒にそばにいてあげましょう。争いのとき、子どもは心を閉ざしてしまうので、仲裁役は先入観を持たず広い心で構えなければなりません。どちら側にもつかず、その状況について可能な限り様々な見方があることを覚えておきましょう。争いの最良の結果は、まず想像力を使うことから辿り着くことができるというのを、子どもに見せなければなりません。

 

それでは子どもの希望、目的や目標を状況に合わせるよう調整してもらうにはどうしたらようのでしょう?相手に話させ続けるのです。子どもを見て感情の変化も観察し、クリエイティブに交渉するよう教えてあげましょう。

 

幼い子どもには強い感情というのが怖いというのを分かってあげると親としても支えになってあげることができます。お互いに共感を表すこともできます。発言や行動は自分のチョイスだと分かってもらえるでしょう。子供たちの間で争いが起こったときはクリエイティブになるチャンスだと覚えておいた方がいいですね。親が争いをこのように受け止めることができれば、クリエイティブな交渉術を使うよう仕向けることができるでしょう。

 

クリエイティブな争いの解決法は絶えず問題解決能力を使わせてくれ、その都度少しずつスキルアップしていくことでしょう。

 

クリエイティブな交渉術を教える

 

交渉というのは大人になっても非常に役立つスキルです。そのときの争いを治めるだけでなく将来の争いも治まり、子供たちは有能な大人に育つのです。争いの都度、子どもの交渉能力を上げていくのは、努力と辛抱をする価値があるはずです。

 

もし時間をおいて解決できることがあれば、後でちゃんと時間を設けると子どもに約束しましょう。これだけでも子どもは落ち着きます。準備が整えば居心地のよい環境に連れていき、何があったのか話してもらいます(ファミレス、カフェやアイスクリーム屋さん等)。親としての勘を使ってできるだけ情報を引き出しましょう。

 

覚えておきたいのは怒鳴り合いではなく、話し合いであるべきだということです。大した違いではないかもしれませんが、結果に大きく影響します。交渉術の基礎を教え、 理解してもらうことで、選択肢は1つではないことと、選択の影響力を学んでもらうことで自分が結果を変えられることが分かるようになるのです。

 

これなしでは争いは繰り返し起こり続け、誰かが痛いめに合ってしまうでしょう。