感情的な状況から子供を守る (Bilingual Kids Co.,Ltd インターナショナル幼稚園)

感情的な状況から子供を守るには三つの程度があると言えるでしょう。「保護不足」、「適度な保護」、「過保護」です。親や保育者は「適度な保護」を志しますが、どうしたらいいのか分からない人もいるかもしれません。

 

まずは適度な保護がどの程度か理解するために、保護不足と過保護がどういったものか検証していましょう。

 

保護不足

 

保護不足というのはストレスの溜まった大人がいる保育園や家庭によく見受けられます。もしあなたの子供の先生の担当児童数が多く、低賃、資格を保有していない、もしくは人手の足りないアマチュアな保育施設であれば、子供の保全及び気持ちのケアは足りてないかもしれません。

 

親としても自身の仕事や大きな変化によりプレッシャーがかかると身近な人たちに影響があるのはお分かりですね。自分自身が困難な状況に置かれていると、自分の子供であれ周りの人を助けるのが辛かったりします。何かが改善される必要があります。

 

過保護

 

では過保護とは何でしょう?以前の顧客で、入園後自分の子供を如何なる理由であれ泣さないで欲しいと要望された方がいました。ここまでなると子供に健康的ではありません。これは過保護です。泣く事でストレスが減り身体に及ぶ悪影響が軽くなるのです。子供はほとんど(そして大人も)泣いて感情を表に出すことで悲しみは薄れます。

 

ではもっと軽度だったら子供に過保護でもいいのでしょうか?もし他の子供が自分の子供に意地悪をしたら?子供を守ってもいいのでしょうか?

 

つい子供が可哀想だと思ってしまうのが大人です。大人の勝手な解釈で起こったことが実際より拡大され、個人的な攻撃だと受け止めることもあります。しかし子供の視点からすると個人的でも感情的なことでもありません。子供はこういったハプニングから正に数分で立ち直り、大人の親より早いかもしれません。子供はこのように成長を遂げ、こうやったらこうなる、という理論からいとも簡単に学んで成長し、人生の様々な障害を乗り越えて行くのです。そのまま感情に捕われることなく立ち直り、次に出会うチャレンジへ元気に立ち向かうことができるのです。

 

ただし、ここで言っているのはもちろん一般論で、重度のトラウマやいじめは例外です。日々子供が直面する変化に当てはまり、年齢が低ければ低いほど回復は早いです。

 

大人が子供のお手伝いばかりするのも過保護だというのも覚えておきましょう。子供にまず大人がやり方を見せますが、あまりにも何度も繰り返さないようにしなければいけません。日々の生活のどこかで一歩離れて、自分でやってみるよう仕向けるのです。いつも子供に同じことをやってあげると、自分でできることもできなくなり、自立する機会を奪ってしまうからです。自分で自分のことができるようになると、子供は素晴らしく自立します。だからタイミングを見計らって上手に手助けを辞めると、子供は自分の能力に目覚め、それが自信に繋がるのです。

 

 

適度な保護

 

親や保育者として適度な保護を与えるには、これらの中間を取らねばなりません。子供は幼ければ幼いほど、何かあっても立ち直りが早いということを覚えておくべきです。親である我々が関与しなければ大したことにならないような状況に対して、 感情的にならないようにすべきでしょう。


感情面で直面する問題も子供の成長に必要だということを考慮して適度なケアをします。関与したくなる状況でも一歩引くことが大事になるのです。


「気持ちの適度なケア」は常に微調整が必要です。永遠に普遍なものはなく、状況はそれぞれ異なります。保育には共感、幼児の育み、慈悲、良識が必要です。非保護者による保育では、これらの要素はもちろんのこと、それ以上が必要になってきます。プロとしての経験や専門教育を持つスタッフがいると、保育中の様々な体験や課題により子供の長所を最大に引き出すことができるでしょう。