朗報です。自分の新生児に何の感情も涌かなかったとしても、何もしなくていいのです。唯一知っておいた方がいいのは、これは母親が大抵通る道だということです。同じ状態が永遠に続くように見えるでしょう。このマイナスの思考を先まで続くと考えると不安だらけで恐怖が涌いてしまいます。

心配はいりません。時間とともに愛着は涌いてくるものなのです。新米の母親はいつも何をすべきか知らなくてもいいのです。どの泣き声が何を意味しているのか分からなくてもいいのです。「なんでこの子はこれをしているんだろう？」とご主人は訪ねるかもしれません。答えが分からなくても心配することはありません。最初は何もないところから、時間をかけて母性というのは育つものなのです。

注文の多い新生児もいるでしょう。更に混乱してしまうので、がんばって無理に動かなくてもいいのです。

安心してください。乳児にはその子なりの習慣があることが分かってくるでしょう。時には泣いて時には寝ます。昼と夜のように交互に。静かで穏やかなときは、どんな子なのか知るのによい機会です。小さな習慣や動きはその子特有なものなのです。

愛着というのは努力から生まれるものではなく木に生える苔のようにゆっくり育つものなのです。だから肩の力を抜いて時間が経つのを待ちましょう。そのうち今を思い出して微笑むことでしょう。